ラグビーロスはトップリーグで解消！

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ラグビーロスはトップリーグで解消！

ラグビーW杯は南アフリカの優勝で幕を閉じて、“ラグビーロス”となっている人たちも多いと聞くが、これからがラグビーシーズン真っ只中である。
国内では既に大学ラグビーが始まっているが、TV中継は限られているため、主要カード以外はスタジアムまで足を運ぶ必要はある。
年末から正月にかけては、全国高等学校ラグビーフットボール大会がある。開催地は高校ラグビーの聖地、花園ラグビー場。ダイジェストおよび準決勝、決勝の試合をTBS系で放送する。そして年明けには日本最高峰のトップリーグが開幕する。
例年は８月末から開幕するのだが、今年はワールドカップが日本で開催された影響で１月の開幕となった。
過去、ワールドカップ直後のトップリーグには、ワールドカップに出場した強豪国の選手がトップリーグに選手として大挙やってくる。
たとえば、昨シーズン優勝の神戸製鋼には、ニュージーランド代表のロック、ブローディ・レタリック（204センチ、123キロ）が加入する。2014年にワールドラグビーの年間最優秀選手。　【神戸製鋼メンバー】
　昨シーズン2位のサントリーには、オーストラリア代表センターのサム・ケレビ（186センチ、105キロ）が加入。相手のタックルを跳ね飛ばすパワフルランナーである。　【サントリーメンバー】
昨シーズン4位のトヨタ自動車には、ニュージーランド代表キャプテンのキーラン・リードがやってくる。彼も2013年のワールドラグビー年間最優秀選手である。そして更にトヨタには今回の優勝国南アフリカのウィリー・ルルーが新たに入る。キックとラインブレイクのスキルは秀逸である。　【トヨタ自動車メンバー】
南アフリカの優勝メンバーはほかにも、昨シーズン5位のNTTコミュニケーションズにマルコム・マークスが加入。圧倒的なパワーをもつ世界屈指のフッカーである。尚NTTコミュニケーションズにはオーストラリア代表SOのクリスチャン・リアリーファノも加入した。　【NTTコミュニケーションズメンバー】
そして、昨シーズン6位から3シーズンぶりの王者返り咲きを目指すパナソニックにはニュージーランド代表ロックのサム・ホワイトロックが参戦。キーラン・リードと並ぶ代表100cap超えのレジェンドである。そしてバックスには南アフリカのダミアン・デアリエンディが加わる。タックルを引きずってでも前進するパワー、強烈なタックルはワールドカップでも光った。　【パナソニックメンバー】
昨シーズン7位のクボタにもニュージーランド代表CTBライアン・クロッティと、オーストラリア代表SOバーナード・フォーリーという名プレーヤーが加わる。尚、フォワードにはワールドカップ決勝でプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた南アフリカのNo.8ドゥエイン・フェルミューレンが昨シーズンから在籍している。　【クボタメンバー】
尚、ここにあげた選手以外にも、ダン・カーター（神戸製鋼）を筆頭に過去のワールドカップで活躍したビッグネームたちがトップリーグにはずらりと所属している。もちろん日本代表選手たちも（この記事の後半参照）。
このように、今シーズンのトップリーグではワールドカップ以降も引き続き世界のトップレベルのプレーを国内でしかも間近で見ることができる。
JSPORTSでは全試合放送するが、地上波でどこまでやってくれるかは不明。
それで気をもんでいるのであれば、迷わずスタジアムに足を運ぼう。
トップリーグの試合は全国各地で行われるのでまず日程を確認しよう。
試合会場に行けば対戦チームのテントがあり、そこにはその日の試合に出ない選手がグッズ販売などの手伝いをしたりしている。身体が大きいのですぐにわかる。
また試合が終われば、試合に出た選手が観客席に来てくれるので、サインや写真もゲットできる。さらにメイン中央付近の最前列近くの席には、試合に出ない選手全員が観戦するので、このエリア（指定席）の席をとれば、容易に選手と対面できる。もちろん写真やサインは頂き放題。