ドロップアウトと5mスクラム
初心者にわかりずらいもののひとつに「ドロップアウト」(またはキックのあった時点でスクラム)と「5mスクラム」があります。
どちらもボールがゴールラインを超えてからゲーム再開の手段です。
1.転がったボールがデッドボールラインまたはタッチインゴールを超えてしまった場合(ボールがデッドの状態)
・攻撃しているチームが最後にボールに触ったのであれば、「ドロップアウト(防御側が自陣22mライン上、もしくは後方の任意の地点からのドロップキックでゲームを再開)またはキックのあった時点でスクラム(防御側がボールを投入)」、
・防御しているチームが最後にボールを触ったのであれば「5mスクラム(攻撃側がボールを投入)」となります。
2.インゴール内に転がったボールを防御しているチームが抑えた場合(これもボールはデッド)
⇒攻撃しているチームが抑えればトライです
こちらも同じく、
・攻撃しているチームが最後にボールに触ったのであれば、「ドロップアウト」または「キックのあった時点でスクラム」、
・防御しているチームが最後にボールを触ったのであれば「5mスクラム」となります。
別の言い方をしますと、攻撃しているチームがインゴール内にボールを入れたがグランディングできずに終わればドロップアウトまたはキックのあった時点でスクラム()(防御側が有利な方を選択)、防御しているチームが自らボールをインゴール内に入れてデッド状態にすれば、相手ボールの5mスクラム(攻撃側に有利)となります。
その他
- オフサイド
- トライはゴールポストを目指す
- 密集には名前がある
- タックルは勇気の象徴
- キックは4種類ある
- ラインアウトは空中戦
- ラグビーと規律
- キックは飛び道具
- ハイパントキャッチは勇気の勝負
- インターセプトは追いつけない
- レフリーは司会者
- ジャッカルは瞬間技
- F=mα
- セットプレーは攻撃のカナメ
- スクラム組もうぜ!
- ラインアウトとモール
- オフロードパスは体幹の強さとボディバランス
- フェーズを重ねる
- フェアキャッチはピンチを救う
- 反則はレフリーのジェスチャーで
- ブレイクダウンの攻防
- ストラクチャーとアンストラクチャー
- うっかりオブストラクション
- HIAは選手を守る
- “スタッツ”はプレーの成績表
- タックルはひとつじゃない