オフサイド
オフサイドとは、いてはいけない場所でプレーをした場合の反則です。
プレーの状況により、オフサイドラインは定義されています。
スクラムのオフサイド
味方のスクラムの最後尾(No.8)から後方に5m下がった位置より後ろからプレーに参加しなければなりません。
スクラムに参加していないプレーヤーでスクラムハーフ以外のプレーヤーは、オフサイドラインの前方にとどまるか、オフサイドラインを踏み越えた場合、オフサイドの反則となります。
ラインアウトのオフサイド
ラインアウトのために並んだ両チームプレーヤーの間の線から10m後方に下がってプレーに参加します(スクラムハーフは味方のプレーヤーから2m離れる)。ラインアウトの時、すみやかにオンサイドの位置まで下がろうとしないプレーヤーは、オフサイドとなります。また、ラインアウトが終了する前に、ラインアウトに参加していないプレーヤーがオフサイドラインを踏み越えた場合もオフサイドの反則となります。
モール・ラックのオフサイド
モールまたはラックにおいてはモールまたはラックに参加している味方プレーヤーの最後尾がオフサイドラインとなり、これより前にいるプレーヤーがモールやラックに参加したらオフサイドの反則となります。
また、上図のそれぞれのオフサイドラインを超えた状態で新たにプレイするとオフサイドの反則となります。
ディフェンス側はボールが密集にある間は、オフサイドラインに沿って一直線にディフェンスラインをしくことになります。
とくにディフェンス側はボールが出るよりも先に飛び出してしまったり、ボールが出るまでの間じりじりとタイミングを伺う中で、いつのまにかオフサイドライン(上図下の方)を超えてしまい、オフサイドになってしまうことはよくあります。
このオフサイドラインを超えてしまう反則を、特に『ラインオフサイド』と呼びます。
その他
- トライはゴールポストを目指す
- 密集には名前がある
- タックルは勇気の象徴
- キックは4種類ある
- ラインアウトは空中戦
- ラグビーと規律
- キックは飛び道具
- ハイパントキャッチは勇気の勝負
- インターセプトは追いつけない
- レフリーは司会者
- ジャッカルは瞬間技
- F=mα
- セットプレーは攻撃のカナメ
- スクラム組もうぜ!
- ラインアウトとモール
- オフロードパスは体幹の強さとボディバランス
- フェーズを重ねる
- フェアキャッチはピンチを救う
- ドロップアウトと5mスクラム
- 反則はレフリーのジェスチャーで
- ブレイクダウンの攻防
- ストラクチャーとアンストラクチャー
- うっかりオブストラクション
- HIAは選手を守る
- “スタッツ”はプレーの成績表
- タックルはひとつじゃない