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注目したい選手

日本ラグビー界を牽引する注目したい選手を紹介します。(敬称略)

 

◆リーチ・マイケル(札幌山の手高校→東海大→東芝)

1988年10月7日生まれ。父はニュージーランド出身でスコットランド系白人、母はフィジー出身だが、2013年に日本に帰化。高校生のときに札幌山の手高校に留学して以降、日本在住。妻は日本人で大学の同級生。 ポジションナンバーエイト(No8)、フランカー(FL)。 身長 190cm、体重 105kg。日本代表キャップは59(2018年11月現在)。 2015年のワールドカップ日本代表のキャプテン(2011年、2015年のW杯出場)。スーパーラグビーの強豪・チーフスにも所属(2015~2017)し、スタメンとして活躍。ニュージーランドスタイルのカフェ「Cafe+64」のオーナーでもある。2018年よりサンウルブズに所属。

 

◆田中 史朗(伏見工業高校→京都産業大学→三洋電機(現パナソニック)
1985年1月3日生まれ。日本人で最初のスーパーラグビープレーヤー(ハイランダーズ:2013~2016)。ポジションスクラムハーフ(SH)。 身長166cm、体重75kg。 日本代表キャップは69(2018年11月現在)。したたかで的確な判断を得意とする。2011年、2015年のW杯に出場。子供に間違えられることが多いため、ひげを蓄えている。妻は同じ会社(三洋電機)の元バトミントン選手。日本ラグビーの発展に対する情熱は誰よりも強い。2017年よりサンウルブズに所属。

 

◆松島 幸太郎(桐蔭学園高校→シャークスアカデミー→サントリー)
1993年2月26日生まれ。父親はジンバブエ人、母親が日本人である。日本人離れした身体能力でディフェンスをかわし、2010年度の第90回全国高校ラグビー大会で桐蔭学園初の優勝に貢献(東福岡高と両校優勝)。高校卒業後、出身地・南アフリカのラグビーチーム、シャークスのアカデミー(育成組織)に2年間在籍。ラグビー留学中は南アフリカのU-20代表候補にもなる。2014年、サントリーサンゴリアスに加入。スーパーラグビー参加歴は、2015年ワラターズに加入(試合出場なし)、2016年レベルズに加入し5試合に登板。2017年よりサンウルブズに加入。ポジションセンター(CTB)、ウィング(WTB)、フルバック(FB)。身長 178cm、体重 88kg。2015年W杯メンバー。日本代表キャップは30(2018年11月現在)。2017年11月の日本代表のヨーロッパツアーではFBとして大活躍。ハイボールに強く、アタックでは度々ゲインを切り、容易に倒れない強さを見せた。ジャッカルもうまい。ブラシの先のような髪型がトレードマーク。2017年-2018年トップリーグのMVPに史上最年少で選ばれる。

 

◆堀江 翔太(島本高校→帝京大学→三洋電機(現パナソニック))
1986年1月21日生まれ。田中と共に日本人のスーパーラグビープレーヤーの草分け。2013年~2014年の2シーズン、オーストラリアのレベルズに在籍。2016年よりサンウルブズでプレー。2011年、2015年のW杯に出場。とても器用であり、パス、ラン、キックどれもFWプレーヤーらしからぬ高い精度のプレーができる。走りながらほぼ真後ろに繰り出すパスは必見。いつも奇抜な髪型をする(ここ最近はドレッドヘアー)。また試合前のウォーミングアップでは両腕を拡げて互い違いに肩で回転させる(肩甲骨を動かす)動作は有名。身長180cm、体重105kg。ポジションフッカー(HO)。日本代表キャップは58(2018年11月現在)。

 

◆福岡 堅樹(福岡高校→筑波大学→パナソニック)
1992年9月7日生まれ。山田と並ぶ日本のトライゲッター。トップスピードまでが著しく速い。大外のタッチライン際を駆け抜けるウィング(WTB)のお手本的プレーヤー。ここ数年でディフェンス能力も目覚ましく進歩しており、そのスピードと果敢なタックルで多くのピンチを救っている。度胸もありハイボールキャッチも全く臆さない。実家は医師の家庭で、本人も医者を志望しており、2020年東京オリンピックの7人制を最後にラグビーからの引退を表明している。子どもの時から続けているピアノが得意。主なポジションウィング(WTB)。 身長 175cm、体重 83kg; 日本代表キャップは30(2018年11月現在)。2015年W杯メンバー。2016年リオデジャネイロオリンピック・7人制ラグビーに出場し、4位の成績をおさめる。2017年よりサンウルブズメンバー。

 

◆アマナキ・レレイ・マフィ(花園大学→NTTコミュニケーションズ)
 1990年1月11日生まれ。トンガ出身。花園大学ラグビー部(関西学生ラグビーBリーグ(2部))に勧誘され来日。大学卒業後の2014年にNTTコミュニケーションズに入団。トンガから代表のオファーがあったが辞退し、2014年エディー・ジャパンのメンバーに選ばれる。抜群の突進力とパワーを兼ね備え、“フィジカル・モンスター”の異名をもつ。2014-2015年のトップリーグの試合中、股関節を骨折し入院(全治10ヵ月)、2015年ワールドカップへの出場が危ぶまれたが直前に間に合う。ワールドカップではエディー・ジャパンの隠し玉となり、ベンチスタートからのインパクトプレーヤーとして活躍。そこで世界の注目を浴び、NTTコミュニケーションズに籍をおいたまま、イングランド・プレミアシップに加盟するバースに加入。2017年からはオーストラリアのスーパーラグビーチームのレベルズに加入し、先発No.8として大活躍。2017年シーズンのスーパーラグビー・ベストフィフティーンに選ばれる。奥さんは大学時代に知り合った日本人。ポジションはナンバーエイト(No8)。身長は189cmで、体重は112kg。日本代表としてのキャップ数は22(2018年11月現在)

 

◆田村 優(国学院栃木→明治大学→NEC→キャノン)
1989年1月9日生まれ。日本のスタンドオフ(SO)の第一人者。明治大学時代から中心選手として活躍。パス、キックに関しては天才肌。2012年4月28日、アジア5カ国対抗の対カザフスタン戦で日本代表として初キャップを獲得。2015年8月、ラグビーワールドカップ2015の日本代表に選ばれる。また同年12月スーパーラグビーの日本チームサンウルブズの2016年スコッドに入り。プレースキッカーを務めるがインターナショナルレベルまではまだ精度の向上が求められる。父は帝京大学、トヨタ自動車の元選手で元豊田自動織機監督の田村誠。母は沖縄県浦添市出身。弟の田村熙は兄の優と同じく明治大学出身で現在はサントリーに所属。身長 181cm、体重 92kg。日本代表キャップは54。(2018年11月現在)

 

◆流 大(荒尾高校→帝京大学→サントリー)
1992年9月4日生まれ。テンポの速いパスワークでゲームをコントロールするスクラムハーフ(SH)。ゲーム判断にも優れ、空いたスペースを攻略する。2017年4月22日にアジアラグビーチャンピオンシップ2017韓国戦にて先発出場で日本代表初キャップを獲得。2018年よりスーパーラグビーのサンウルブズに加入。キャプテンシーに優れ、帝京大学の大学選手権6連覇、サントリーの日本選手権2連覇に貢献。今シーズンはウィリー・ブリッツとサンウルブズの共同キャプテンも務める。現在、田中史朗選手と日本代表のスクラムハーフ(SH)ポジションを争っている。165cm、71kg。
日本代表キャップは15。(2018年11月現在)

 

◆姫野 和樹(春日丘高校→帝京大学→トヨタ自動車)
1994年7月27日生まれ。ポジションはバックロー(FL、No.8)とロック(LO)。身長187cm、体重は112kg。大きな外国人にも通用する強靭なフィジカルの持ち主で、相手にタックルされて倒れても、一旦ボールを放してすぐに拾って前に前進するプレーが得意。所属のトヨタ自動車では、新卒ながらキャプテンを任される。2017年12月サンウルブズの2018年スコッドに入り。2017-18トップリーグ新人賞 ベストフィフティーン、これからの成長が期待される若手のホープ。日本代表キャップは9。(2018年11月現在)

 

◆レメキ・ロマノ・ラヴァ(キャノン→マツダ→ホンダ))
1989年1月20日生まれ。身長 177cm、体重 92kg。ポジションはウィング(WTB))、フルバック(FB)。妻は日本人。2014年日本国籍を取得。2016年、リオデジャネイロオリンピックの7人制日本代表。同年11月5日に行われたアルゼンチン戦にて15人制日本代表初キャップを獲得。2017年12月にはサンウルブズの2018年スコッド入り。福岡と並ぶ日本のトライゲッター。彼にボールが回ればゴールラインに大きく近づく。身体は大きくはないがフィジカルも強い。ライン際を走るプレーには注目。日本代表キャップは8。(2018年11月現在)