ラグビー放送解説者もプロ化
以前は大学ラグビー伝統校(早稲田、明治、慶応、同志社など)のOBが解説することが多かったが、ここ10数年は解説の専門家が行うようになった。
これはラグビーがアマチュアスポーツからプロに移行したのと流れと一致している。ラグビー解説の中身も高度化し、世界のラグビー事情に精通した人が解説者として活躍している。
主な解説者は次の通り。(敬称略)
村上 晃一(むらかみ こういち)
ラグビージャーナリスト。1965(昭和40)年、京都生まれ。大阪体育大卒。1986年度西日本学生代表で東西学生対抗試合に出場経験がある。ベースボール・マガジン社に入社して『ラグビーマガジン』編集長を歴任。その後フリーランスの編集者、記者として活動。
小林 深緑郎(こばやし しんろくろう)
ラグビージャーナリスト。1949(昭和24)年、東京生まれ。立教大卒。現在、Jスポーツのラグビー放送コメンテーターも務める。国際ラグビーに対する深い造詣がある。著書に『世界ラグビー基礎知識』(ベースボール・マガジン社)
藤島 大(ふじしま だい)
スポーツライター、コラムニスト。1961(昭和36)年、東京生まれ。秋川高校-早稲田大学でラグビー部に所属。雑誌記者、スポーツ紙記者を経てフリーに。著述業のかたわら、国立高校や早稲田大学のラグビー部のコーチも務めた。
野澤 武史(のざわ たけし)
1979(昭和54)年、東京生まれ。慶応大学-神戸製鋼コベルコスティーラーズで活躍し日本代表にも選ばれた元ラグビー選手。引退後は出身校である慶應高校や慶應大学でコーチを務めた他、トップリーグやNFLなどのテレビ解説者。日本代表キャップは4。
大西 将太郎(おおにし しょうたろう)
1978(昭和53)年、大阪生まれ。啓光学園高校-同志社大。トップリーグ初年度から参戦し、ワールド-ヤマハ発動機-近鉄-豊田自動織機に所属。日本代表キャップは33。
砂村 光信(すなむら みつのぶ)
1958(昭和33)年生まれ。国学院久我山高校-明治大-リコーで常にトップ選手として活躍。ポジションはSO(スタンドオフ)。引退後はU-23日本代表監督などを歴任。 NHKなどのラグビー解説者としても活躍。
岩渕 健輔(いわぶち けんすけ)
1975(昭和50)年東京生まれ。青山学院高等部-青山学院大学-神戸製鋼で活躍し日本代表にも選ばれた元ラグビー選手。日本代表キャップは20。神戸製鋼入社後にケンブリッジ大学に入学し、2000年にイングランドプレミアシップのサラセンズ入団。その後サニックスやフランスのコロミエ、7人制日本代表の選手兼コーチなどを経て、2009年に日本協会入り。ハイパフォーマンスマネージャー、日本代表GM(ゼネラルマネージャー)を歴任。現在は、日本ラグビー協会男女7人制総監督、7人制ラグビー男子日本代表ヘッドコーチ。
その他
- サッカーとラグビー
- ラグビーの得点
- ラグビーと関わりのあった有名人
- ポジションの由来は8列
- キャップは勲章
- マイナーチェンジはしばしば
- ラグビージャージは最強
- “ワールドラグビー”はFIFAのラグビー版
- “テストマッチ”とは国同士の真剣勝負
- ウィンドウマンスはテストマッチ期間
- 日本のラグビー選手は大きくなった!
- ラグビーはフィジカルがとても重要
- 夏の菅平はラグビー王国
- スパイク(シューズ)はサッカーと違う?
- グラウンドも進化
- 魔法のやかん
- 高校は西高東低、大学は東高西低
- 日本代表に外国人?
- 7人制と15人制との違い
- 日本のラグビーは大学ラグビーがベース
- 日本代表はレベルズとウエスタン・フォースに勝利していた!?
- プロ化が日本ラグビーを強くした
- ラグビーナショナルチームのエンブレム