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“テストマッチ”とは国同士の真剣勝負

ラグビーの場合、“テストマッチ”とは、「真剣勝負」を意味し、国と国の誇りをかけたナショナルチーム同士の国際試合を指します。
現在行われているワールドカップは1987年から始まったまだ新しい大会であり、それまでは他国の代表との試合はテストマッチしかありませんでした。
従って、テストマッチは自国の力を試す唯一の場であったため、真剣勝負となりました。
しかし、ワールドカップが行われる前までのラグビーの勢力図は、IRFB(International Rugby Football Board)加盟の8ヵ国*に偏っており(英国を中心とした閉鎖的文化はあったもののこの8ヵ国と他国との間に差がありすぎて相手にならなかった)、この8ヵ国同士の試合だけを“テストマッチ”と呼んでいました。
*イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド、フランス、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ
尚、テストマッチと呼べるのはフル代表同士の試合のみで、これに出場した選手にはその栄誉を称えキャップ(帽子)が贈呈されます。キャップ数がそのままテストマッチ出場回数を表します。
この時代IRFB加盟国は日本代表との試合を“テストマッチ”とは認めませんでした。しかし、日本ラグビー協会は日本代表選手に名誉を与えるため、日本協会側で独自に“キャップ認定試合”を設定し、その対象試合に出場した選手にキャップを与えました(キャップの考え方が異なる)。この場合、相手が代表チームでなくても格上であればキャップ認定試合としました。当時は、オックスフォード大学やケンブリッジ大学との試合もキャップ認定試合でした。逆に相手が国代表でも格下であればキャップは与えませんでした。アジア選手権では決勝戦のみをキャップ認定試合としました。
現在はワールドラグビー(IRFB→IRB→ワールドラグビー)加盟国のフル代表同士の試合はテストマッチと位置づけられるようになりましたが、“ティア1”、“ティア2”、“ティア3”と3つに格付けされており、ワールドカップを除き、上位ティアの国との試合はなかなか組めない状況になっています。

 

(ティア1)ニュージーランド、イングランド、オーストラリア、アイルランド、南アフリカ、ウェールズ、スコットランド、フランス、アルゼンチン、イタリア
(ティア2)フィジー 、日本、ジョージア、サモア、トンガ 、ルーマニア、アメリカ、カナダ、ロシア、ナミビア、ウルグアイ、スペイン、ポルトガル