アイルランド第二戦をみて
この試合、ジャパンの選手たちは今持てる力をすべて出し切ったと思う。
それでもジャパンは主力を11人も欠くアイルランド完敗した。
しかしそこから得るものも多くあった。
ジャパンはこの試合で何故完敗したのか?
この試合に関するニュースや選手たちのコメント、識者の意見もいろいろと読んでみた。
原因はひとつではないであろう。しかし、この日経新聞の記事が私には一番腑に落ちた。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO18207220Y7A620C1000000/
サンウルブズのスーパーラグビー参戦2年目に入ってから、数多くの選手がトップレベルの試合を体感できた。それによって得たものは多かったと思う。しかし試合ばかりに追われて、選手個々の能力(筋力、持久力、テクニック等)を腰を据えて鍛える時間も奪われた。ストレングス・アンド・コンディショニング(S&C)はエディ時代に比べ大きくレベルダウンしている。怪我人が多いことも少なからず関係していると思われる。
昨年11月のウィンドウズマンスのころまではエディ時代の“貯金”がまだ残っていたため、スコットランド、ウェールズといったティア1国とも接戦を演じることができたが、その後は徐々にその貯金は使い果たしてしまったようだ。
“ハードワーク”
W杯戦士には嫌な響きを持つ者もいるかもしれないが、ライバル国の選手たちも形は違えどハードワークに取り組んできている。
ジェイミー・ジョセフの新しい戦術は否定しない。
しかし、エディ時代の“よかった遺産”は引き継いで継続してほしい。
W杯まで残された時間はもうあまりない。
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