ラグビー初心者サイト | ラグビールール・ラグビーの楽しみ方など

カウントダウンタイマー

2018-2019 トップリーグ開幕、各チーム初戦から全力投球!

8月31日、2018-2019シーズンのトップリーグが開幕した。
ラグビーワールドカップ日本大会を来年に控え、スーパーラグビーに参加している日本のサンウルブズとの連携を考慮して、今シーズンも変則フォーマットとなった。これがまたわかりづらい。
まずは、レッド8チーム/ホワイト8チームの各カンファレンス総当たりで10月20日(土)までに7試合を行う。
そして12月にそれぞれのカンファレンス上位4チームの計8チームが1位〜8位順位決定トーナメントへ、下位4チームが9位〜16位順位決定トーナメントにて3試合を行い順位を決定する。トップリーグ総合順位決定トーナメントの勝者をジャパンラグビー トップリーグ優勝とする(1位〜8位順位決定トーナメントは日本選手権を兼ねる)。
それとは別に、11月に新たな公式戦として「カップ戦」というABCDの4つのプールに分かれて、別カンファレンスのチームと交流戦を行い(レッド対ホワイト:1チームあたり3試合)。さらに1月にトーナメント形式にてカップ戦の順位決定戦を行う。
さて、今シーズンの各チームの戦力であるが、例年に比べて実力が伯仲しているチーム数が増えている。昨年までは、サントリーとパナソニックが飛びぬけており、ヤマハがそれに肉薄していた。その後ろに神戸製鋼、トヨタ自動車が続き、NTTコミュニケーションズ、東芝、リコーが次のグループを形成する力関係があった。そしてそれ以外のチームとの力量差がまだ顕著にみられたが、今シーズンは各チームの力量差が縮まってきている。開幕戦では、キャノンが激しいラグビーを見せ、東芝に勝利(26-20)。サントリーはノーサイド直前に逆転のトライで勝利目前のトヨタ自動車に辛勝(27-25)、パナソニックもクボタに後半は0点に抑えられ15-11で辛くも逃げ切った。
各チームとも試合数が少ないことから開幕から全力で飛ばしており、非常に見応えのある試合が多く展開されている。そして来年に迫ったラグビーワールドカップ日本大会を盛り上げるために各選手がラグビーの魅力を伝えるために今まで以上に身体を張って頑張っている。従って今シーズンのトップリーグには何が起きるかわからない魅力がある。
各チームともひとつも落とせない意識で臨んでいる今シーズンのトップリーグは本当に熱い。ワールドカップの予習も兼ねて是非直接グラウンドでこの熱気を感じてもらいたい。

 

【ホワイトカンファレンス】
キャノンイーグルス
東芝ブレイブルーパス
パナソニックワイルドナイツ
クボタスピアーズ
ヤマハ発動機ジュビロ
コカ・コーラレッドスパークス
リコーブラックラムズ
ホンダヒート

 

【レッドカンファレンス】
日野レッドドルフィンズ
宗像サニックスブルース
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス
トヨタ自動車ヴェルブリッツ
サントリーサンゴリアス
NECグリーンロケッツ
豊田自動織機シャトルズ