フェアキャッチはピンチを救う
自陣の22mラインより内側(インゴール側)にボールを蹴りこまれたとき、相手近くまで迫ってきていて、ボールをキャッチしてもうまくかわせそうもないときは、「マーク!」と叫んでボールをキャッチするとフェアキャッチが認められて、そこで一旦プレーを切ることができます。
その後のプレーの再開はフリーキック(ゴールをねらえないキック)になるため、タッチキックをして22mライン内側より脱出することができます。
フェアキャッチしなければボールをキャッチしてもすぐに相手につかまり、ピンチになりかねない状態を、フェアキャッチで防いだことになるのです。
蹴られたボールのキャッチ時に、相手との距離が十分空いていれば、フェアキャッチをせずにそのままカウンターアタックをするか、タッチキックを蹴るかの選択となります。
プレーヤーの適切な状況判断が求められるプレーです。
その他
- オフサイド
- トライはゴールポストを目指す
- 密集には名前がある
- タックルは勇気の象徴
- キックは4種類ある
- ラインアウトは空中戦
- ラグビーと規律
- キックは飛び道具
- ハイパントキャッチは勇気の勝負
- インターセプトは追いつけない
- レフリーは司会者
- ジャッカルは瞬間技
- F=mα
- セットプレーは攻撃のカナメ
- スクラム組もうぜ!
- ラインアウトとモール
- オフロードパスは体幹の強さとボディバランス
- フェーズを重ねる
- ドロップアウトと5mスクラム
- 反則はレフリーのジェスチャーで
- ブレイクダウンの攻防
- ストラクチャーとアンストラクチャー
- うっかりオブストラクション
- HIAは選手を守る
- “スタッツ”はプレーの成績表
- タックルはひとつじゃない