F=mα
F=mα
これは高校の物理で学ぶ運動方程式です。
mは質量(体重)、αは加速度(ダッシュ)で、Fは力(パワー)を表します。
つまり、体重のあるプレーヤー(mが大きい)がガッと前に出る(加速度をつける)とものすごいパワーが発生します。体重があっても動きがノロノロ(加速度が小さい)とパワーは大きくなりません。
従って、ラグビーにおいては“体重があることと”と“爆発的にダッシュすること”は、ぶつかって相手をはねのけるための重要なファクターとなります。
反対に防御する側からすると、相手プレーヤーが走り出して加速がつく前にタックルしてしまうことが重要となります。
日本の選手は海外に比べて体が小さい(軽量)ので、国内の試合(例えばトップリーグ)の試合の強度(当たりの強さや激しさ)は海外の試合(スーパーラグビーやトップ14)に比べて低いです。
従って国内の試合ばかりでは高い強度の試合(国際試合)に対応できなくなる(タックルを跳ね飛ばされる、ブレイクダウンで圧倒されるなど)ことから、サンウルブズで強度の高い試合を多く経験することは日本代表の強化にとても重要となります(技術以前に力負けしないようにするには、相手の強度を知っておく必要があります)。
その他
- オフサイド
- トライはゴールポストを目指す
- 密集には名前がある
- タックルは勇気の象徴
- キックは4種類ある
- ラインアウトは空中戦
- ラグビーと規律
- キックは飛び道具
- ハイパントキャッチは勇気の勝負
- インターセプトは追いつけない
- レフリーは司会者
- ジャッカルは瞬間技
- セットプレーは攻撃のカナメ
- スクラム組もうぜ!
- ラインアウトとモール
- オフロードパスは体幹の強さとボディバランス
- フェーズを重ねる
- フェアキャッチはピンチを救う
- ドロップアウトと5mスクラム
- 反則はレフリーのジェスチャーで
- ブレイクダウンの攻防
- ストラクチャーとアンストラクチャー
- うっかりオブストラクション
- HIAは選手を守る
- “スタッツ”はプレーの成績表
- タックルはひとつじゃない