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ラグビーワールドカップについて

ラグビーワールドカップ

サッカーのワールドカップと同様、4年一度、ラグビーの世界一(国)を決める大会です。
ワールドラグビーというラグビーユニオンの国際統括団体が主催しています。
ただし、始まったのは1987年からとサッカーと比べて歴史は浅いです。
ラグビーは長い間アマチュアリズムを通しており、“ラグビーで稼ぐ”考えがありませんでした。
しかし、“世界一を決める”となると、各国が今まで以上に強化に力を入れ、また、ワールドカップともなれば設備や運営等に多くの費用がかかるため、ラグビーワールドカップは収益を上げるための一大興業として誕生しました。そして、このラグビーワールドカップ開催を機にラグビー界は“プロ化”されていきました。
現在、ランキング上位国の選手はほぼ全員がプロのラグビー選手です。
それに比べて日本のラグビー界のプロ化は遅れました。そして過去のワールドカップでは世界との力の差をまざまざと見せつけられました。
その後、日本もプロ化が進み、日本代表の監督あるいはヘッドコーチを海外から雇う形がとられるようになりました
日本の企業チームでプレーする外国人選手(特にトップリーグ)はほとんどがプロですが、日本人選手はその企業の社員選手もまだ多くいます。それでもアジアでは最もプロ化が進んだお蔭で、ここしばらくはアジアでは敵なしとなっています。
ラグビーワールドカップは過去8回開催されましたが、いずれもラグビー強国の常連が上位を占めています。そして開催地も常連国で持ち回りでした。今回初めてその枠以外の国での開催(もちろんアジア初)となります。
日本代表は過去8回すべての大会にアジアからの唯一の代表として参加してきていますが、前回のイングランド大会の前までで1勝しかあげていませんでした(2分けはあります)。それがイングランド大会ではいきなり3勝あげて世界を驚かせ、日本開催にはずみをつけました。
今までですと予選リーグで3勝をあげたチームは決勝トーナメントに行けていましたが、日本の入ったプールは3勝が3チームとなってしまい、勝ち点差で残念ながら予選敗退となってしまいました。
しかしながら2019年の日本開催ではご承知のとおり日本代表は大活躍し、予選プールを全勝して念願のベスト8に行けました。
準々決勝では南アフリカに力の差を見せつけられて完敗でしたが、はじめて決勝トーナメントへ進み、ここでの試合を体験できたことで今後このレベルで勝つためにしなければならないことが見えたと思います。次回開催は4年後のフランス大会です。きっとまた私たちに大きな感動と興奮を届けてくれると思います。
引き続き日本ラグビーを応援していきましょう。

 

ラグビーワールドカップポスター