フェーズを重ねる
TVでラグビーの試合をみていると“7フェーズ”といった表記やアナウンスがあります。(画像引用元:JSPORTS)
この“フェーズ”とは“連続して攻撃している回数”を表します。
どうやって数えているかというと、密集ができ、そこからボールを出して攻撃すると1回、その後にタックルされてまた密集となり、そこからボールを出して攻撃すると2回、と数えていきます。密集からボールを出し続けた回数に相当します。
フェーズを重ねることはすなわちボールを確保し続けることです。
ボールを確保し続けることはすなわち攻撃し続けることを意味します。
反則や相手チームのターンオーバーが起きるとそこでストップします。
もし、フェーズを重ねているにも関わらず、あまり前進できていなければ、相手のディフェンスが強くて思うように攻撃できていないことになります。
フェーズの数字が大きくなっていたら、攻撃をしているチームが本当に優勢なのか、相手が辛抱のディフェンスをして反則を誘うプレーやターンオーバーをねらっているかを観察するのもラグビーの醍醐味です。
その他
- オフサイド
- トライはゴールポストを目指す
- 密集には名前がある
- タックルは勇気の象徴
- キックは4種類ある
- ラインアウトは空中戦
- ラグビーと規律
- キックは飛び道具
- ハイパントキャッチは勇気の勝負
- インターセプトは追いつけない
- レフリーは司会者
- ジャッカルは瞬間技
- F=mα
- セットプレーは攻撃のカナメ
- スクラム組もうぜ!
- ラインアウトとモール
- オフロードパスは体幹の強さとボディバランス
- フェアキャッチはピンチを救う
- ドロップアウトと5mスクラム
- 反則はレフリーのジェスチャーで
- ブレイクダウンの攻防
- ストラクチャーとアンストラクチャー
- うっかりオブストラクション
- HIAは選手を守る
- “スタッツ”はプレーの成績表
- タックルはひとつじゃない