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カウントダウンタイマー

6ネーションズ第二節までをみて

2/3からヨーロッパ最強を決めるシックスネーションズ(6ヵ国対抗)が開幕した。イングランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズ、フランス、イタリアの6ヵ国が総当たり戦を行い、勝ち点で順位をつける。イタリアを除く5ヵ国は世界ランキングTop10の常連国であり、ワールドカップ出場の常連でもある。
今年はイングランドの6ネーションズ史上初の3連覇がかかっている。
開幕前の予想では、イングランドとアイルランドが優勝候補で、最近急速に力を伸ばしたスコットランドもその一角に名を連ねた。
そして第一節。
ウェールズ対スコットランドは、前半早々のインターセプトで勢いに乗ったウェールズが、怪我から復帰したFBリー・ハーフペニーの活躍でスコットランドを圧倒。ホームでの強さを見せつけ、スコットランドは1トライを返すのが精一杯だった。(34-7)
続くフランス対アイルランド。負け続きのフランスはHCが変わり、選手も若返りを図り出直しの第一戦。アイルランドに食らいつき、この試合唯一のトライを挙げ、終了間際まで1点のリードを守っていたが、ノーサイド寸前アイルランドSOセクストンに
DGを決められ逆転負け。フランスにとっては非常に惜しいホームでの黒星となった。
イングランド対イタリアは前半こそイタリアが強いフィジカルを活かして抵抗したが、後半突き放され、46-15でイングランドの圧勝となった。この日CTBに入ったオーウェン・ファレルはキックの調子が悪く、ことごとく外していたのが気になった。
第二節
ホームにイタリアを迎えたアイルランドは、前半からイタリアを圧倒。初戦のフランス戦ノートライであったが、8トライを奪って56-19で圧勝した。そして注目の一戦、イングランド対ウェールズは、前半2Tを奪ったイングランドが調子のいいウェールズをノートライに抑えて快勝した。この日もファレルはキックあまり良くなかったが、フィールドでは素晴らしいプレーで勝利に貢献した。もうひとつの注目の試合、フランス対スコットランドは激闘となった。お互い一敗同士のため、優勝するにはもう負けられない一戦であった。過去にもこの対戦は接戦ばかりであり、今回も最後まで目が離せなかった。お互い前半は2Tずつをあげ、後半フランスがPGで引き離しかけたが、曲者レイドローのゲームコントロールと100%のPGで同点に追いつき、さらにPGで逆転。しかしフランスも1トライ1ゴールで逆転を狙い、両者激しい攻防を繰り広げるが、フランスはミスが多く、32-26でスコットランドの勝利!この日は強いスコットランドが帰ってきた試合だった。
第一節、第二節を通して、やはりイングランドとアイルランドが頭ひとつ抜けている印象。アイルランドは若手の成長が著しく、選手層が厚くなっている。イングランドも怪我人が多く、なかなかベストメンバーが組めないが代わりの選手がよく活躍している。がいまのところ試合運びにムラがあるように思える。ゲームをコントロールできる選手がいまひとついない。一方、アイルランドは全員の“ラグビー力”が高い。最終節のこの2ヵ国の対戦はすごいものになりそうな予感がする。
アイルランドはワールドカップの予選プールで日本が戦う相手としてはかなり手ごわい。スコットランドはレイドローを調子づかせないようにし、また自陣でのペナルティには気を付けないとPGで引き離されてしまうだろう。2016年に来日したスコットランド戦の二の舞にならぬよう気をつけたい。
フランスはいまだ勝ちなしでどん底状態。来節のイタリア戦は絶対に勝たなければならない状況。イタリアは他の5ヵ国と比べると明らかに劣る。今春来日して2試合するが、日本としてもW杯を控え2試合とも勝ちにいかなければならない相手である。フィジカルは他の5ヵ国と比べても遜色はない。一気にトライをとるバックスは要注意。ベストメンバーで来ると思われるので、日本の実力が試される試合となろう。