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カウントダウンタイマー

ラグビーはフィジカルがとても重要

ラグビーはボールを相手のゴールに置くことを競うスポーツです。最初から最後までひとりでやることも可能です。
相手側は、ボールを持った敵の選手の前進を阻止します。通常、相手を捕まえれば(タックル)相手の前進は止まります。でも、まだ相手がボールを持っていたら、相手の攻撃は続きます(身体が大きくてパワーのある選手は捕まっても力づくで前進します)。
ラグビーでは、捕まって倒れる(膝をつく)と、ポールを放さなければいけません。相手の手から離れたボールを奪えれば、こちらに攻撃権が移ります。
従って、ディフェンスする側は、タックルで確実に相手を倒すことがとても重要です。
ボールを持って突進するにも、ボールを持って走ってくる相手を捕まえるにしても、身体が大きくて強い方が有利です。
ここにラグビーの格闘技の要素があります。
ラグビーは多くの格闘技のような体重による階級制はありません。
身体の大小に関係なく試合を行います。
身体が大きい方が有利ですが、大きいチームが必ず勝つわけではありません。
小さなチームがスピードと技術で大きなチームを破ることも多々あります。
以前の大学ラグビーでは、早稲田大学と明治大学の試合が正にそうでした。
重量フォワードの明治に対して軽量の早稲田は素早い展開ラグビーで対抗し、毎年白熱した名勝負を見せてくれました。
その一方で、世界的にはとても小さかった日本代表は、身体が大きくてパワーのある外国のチームにはほとんど勝てませんでした。
その後ラグビーの代表になるための資格が国籍に依らなかったことから、日本でプレーしている外国人が入るようになりました。外国人の割合がチームに数人のころは、チームとしてはまたまだ小柄だったため、やはり強豪チームに勝つところまでには至りませんでした。
その後、ラグビーのプロ化の影響で日本でプレーする外国人選手が急増し、日本代表の資格を持つ外国人が増えたことで、代表になる外国人の割合か増え出すと、日本代表も海外の強豪チームに勝てるようになりました。もちろんこれは代表に外国人選手(日本に帰化した選手が多い)が増えたことだけが理由ではありませんが(外国人選手と一緒にプレーする経験が増えて、日本人選手たちが彼らに対抗できるように成長したことも大きい)、フィジカル(身体的要素)がラグビーにとっていかに重要かを物語っています。
そのため、ラグビー選手はみな身体を大きくすることを心がけています。

 

外国出身者にあまり頼らないチーム編成にした場合の日本の実力(世界ランキング)は、20歳以下日本代表(U20)の世界ランキングくらいではないでしょうか。